プロポリスを服用してお腹を下したりしない？

プロポリスに関して報告されている副作用というのに、腹痛や下痢といったものがあります。
強い抗菌作用は胃腸の弱い人にとっては少々刺激が強いものとなる可能性があります。
そのため、プロポリスを服用する際に注意することは、そのような危険性を持つ胃腸の弱い人、さらに花粉などに対してアレルギーを持っているという人はまずパッチテストを行うなどして安全確認をまず行うことでそのような危険を避けるようにしましょう。

様々な有効効果で知られるプロポリスですが、同時に非常に強力なアレルギー性物質がたくさん入っているといわれています。
そのため、ドリンクやカプセル状のプロポリス摂取、もしくは軟膏などの塗布によって、胃腸に対し、重篤な症状が出てしまったというような報告が残念ながらあります。
その中でも特に肝機能障害の分野に関しての報告は複数ある状況になっています。

この肝機能障害とは、非常に症状が出にくく、胃腸に対する不調が際立つものではないのですが、やはり代謝や分解といった機能を担っているということから、お腹を下しやすくなることは考えられるでしょう。
肝臓は様々な働きを担っていて、お酒を飲む習慣のある人にとっては特に重要な機関の一つになります。
なにしろ、肝臓で有毒なアルコール分が分解、代謝により解毒され、日々の元気となるエネルギー源を貯蔵し、さらに体温の維持などといった日常生活に欠かせない働きを持っています。

そのため、肝臓の不調は大きく正常な日常生活に影響してきます。
肝臓が悪くなった、肝臓病にかかった、というと、お酒の飲み過ぎがすぐ疑われますが、もしプロポリスを服用しているのであれば、一度プロポリスの服用、そしてもちろんお酒の服用を中止し、様子を見ることをおすすめします。
もちろん、気だるさなどの症状以外でも、肉眼で確認できる黄疸などの症状が出てしまっている場合は、重篤化している場合があるので、一度専門医に診てもらいましょう。